FAQ(よくある質問と回答)

メインページ »» 動物について

目次


これからペットを飼おうと思いますが注意することはありますか?

動物を飼育するということは、本当に楽しいことですが非常に大変なこともあります。動物を飼育するにあたって、動物をいたわり、終生家族と仲良く暮らすにはどうしたら良いか考えなければならないことがいくつかあります。



  1. なぜ動物を飼うのか目的と必要性をよく考えてみましょう。「小さくて可愛い」「ペットショップでひとめぼれ」だけではダメです。

  2. 飼おうとする動物の生態(習性・運動量・かかりやすい病気等)をよく知っていますか?

  3. 飼うための施設や家の環境は整っていますか?

  4. フード、健康管理(ワクチンなどの予防や不妊手術)、治療等には費用がかかります。公的なものはありませんが、ペット保険への加入を検討するのもよいでしょう。

  5. 愛護の心を大切に持ち続け、終生面倒をみてあげられるという責任感はありますか?

  6. 人に迷惑をかけないように、しつけをしっかりおこないましょう。

飼っている動物が迷子になった場合、どうすればよいのでしょうか?
まず、管轄の保健所や市役所に保護されているかお問い合わせください。また、お近くの警察署や交番、さらにお近くの動物病院に情報が寄せられている場合もありますので、ご確認下さい。保健所のホームページにも迷子情報がありますので参考にして下さい。
ケガをした犬や猫を保護した場合、どうすればよいのでしょうか?
まず、管轄の保健所や市役所にご連絡ください。状況をお伺いした上で、その後の対応方法をお話しいたします。
なお、土、日など保健所の閉庁時はお近くの動物病院にご相談下さい。
ペットが亡くなった場合、どうすればよいのでしょうか?
通常は人間の場合と同様に火葬してから埋葬します。自治体で運営している火葬場もありますし、民間の業者もあります。費用や葬儀の方法(合同火葬や個別火葬など)は様々ですので、かかりつけの動物病院やペット霊園等にご相談ください。
また犬が亡くなったときには必ず管轄の保健所、市役所等に連絡をして、登録の抹消手続きをしてください。
飼い犬が人を咬んでしまったのですが、どうすればよいのでしょうか?
人を咬んだ場合、咬まれた方には、人の病院で治療を受けるよう勧めていただくとともに、管轄の保健所や市役所に届け出てください。
混合ワクチンは毎年接種する必要がありますか?
犬ではジステンパー、パルボウイルス等の感染症、猫ではカリシウイルス、ヘルペスウイルス等の感染症を予防できる混合ワクチンがあります。これらの病気の免疫(ワクチンで得られた免疫)は終生免疫ではありませんので、そのような感染症から守るために年1回の接種が推奨されています。
犬のフィラリア症と予防について教えてください。
犬フィラリア症は犬糸状虫症ともいわれ、古くから知られている犬の伝染病/寄生虫病です。10~30cm位のそうめん状の細長い虫が犬の心臓に寄生して起こる病気で、蚊の吸血行動によって伝搬します。感染初期にはほとんど症状はありませんが、数ヵ月すると子虫は犬の体内を移動しながら成長して心臓に入り、そこに定着して心臓や肺、肝臓、腎臓などを侵します。フィラリアに感染した犬はやがて運動するとすぐつかれたり咳をしたりするようになり、重症になれば腹水がたまったり、ときには肺や膀胱から出血するようになります。
虫が心臓や血管の中に寄生しますので、犬は大変苦しみますし、また治療も難しいのです。
室内犬でもフィラリア予防は必要ですか?
フィラリアは蚊が媒介しますので、屋内外を問わず感染の可能性があります。 フィラリアは犬の心臓に寄生し、重度の循環器障害などを引き起こし、生命をも脅かすおそろしい寄生虫です。毎年、正しく予防することにより確実に防ぐことができますので、すべての犬に推奨されています。
不妊手術、フィラリア予防薬等の料金が病院によって違うのはなぜですか?
動物病院によってその手法や使用薬剤も異なります。また、対象動物の状態(種類、年齢、体重、健康状態等)によっても異なってきます。 また、料金の同一化(価格協定)は、独占禁止法により禁じられていますのでご理解ください。
病院用の特別なフードを勧められましたが効果はありますか?
最近、栄養学は大変進歩し、いろいろな病気用の食事が用意されています。食事療法を併用することにより、お薬だけで治療するよりもはるかに効果的なケースがたくさんあります。しかし食事療法は専門知識を持った獣医師が、それぞれの病気に合わせて選択して初めて効果があります。もしあやまって、治療食を選択すると、かえって病気を悪化させてしまうこともありますので、動物病院から処方してもらい購入することをお勧めします。
犬に与えてはいけないものはありますか?
ネギやタマネギを与えていけない事はよく知られていますが、すき焼きやおみそ汁などネギが入っていた残り汁をあげてもネギ中毒になることがあります。また、チョコレートやキシリトールガムによっても中毒を起こすことがあります。場合によっては生命にかかわることもありますので注意してください。また、トリの骨も絶対にあげないでください。トリの骨は先がとがって割れやすく、のどや食道、胃に刺さる危険があります。
マイクロチップって何ですか?
マイクロチップは、直径約2mm、長さ約11mmの円筒形のガラスのカプセルで包まれている小さな電子標識器具です。これを専用の注射器で動物の皮下(皮膚のすぐ下の部分)に注入します。マイクロチップリーダーという装置を使ってマイクロチップの情報を読むことで、その動物の飼い主を検索することが可能になります。特に地震等の大災害の際にはマイクロチップが有効であり、装着が推奨されています。



投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
第8回年次大会市民セミナー動画
ペット防災
サイト内検索
関連サイト